

日程はいただいた候補日より決定し連絡いたします
|鎌倉市内レンタルスペース
草から糸へ からむしの糸を績む
草から糸が作られる、その工程をご体験いただけます
日時・場所
日程はいただいた候補日より決定し連絡いたします
鎌倉市内レンタルスペース, 日本、神奈川県鎌倉市
詳細詳細
からむしの糸、績(う)んでみませんか?
糸づくりワークショップ、はじめます。
私がからむしに関わっていくことになった大きな要素の一つが、「績む」ことに魅せられた、ということ。
績む、なんて現代の日常生活では全然使わない言葉。
でも実はちょっと前まで、日本人の生活に根付いた身近なことだったんです。
綿(コットン)が江戸時代に普及するまで、日本庶民の日常の衣服は草や木の皮からとれた繊維を利用したものでした。
固くハリの強い絡みにくいそれらの繊維(靭皮繊維と言います。)は、コットンのように紡ぐことができず、細く裂いては一本一本繋げていくしかなかった。
これを、「績む」と言います。
日本では、綿の栽培に適さなかった山間部や島嶼部にこの「績む」文化がつい最近まで残り、現代にもかろうじて受け継がれています。
それって、すごく面白いことだと思いませんか?
綿紡ぎよりさらに途方もない手間のかかるこの「績む」作業。
機械で一瞬で糸を作ることができてしまう現代、なんでも手軽にクリック一つでものを買える現代において、
糸を績むことを続けているとなんだか不思議な気分になります。
周りがビュンビュン高速回転している中、一人ぽつんとカタツムリになった気分。
でも昔の人間の暮らしの速度は、そういうものだったのです。
材料を育て、収穫し(もしくは採集し)、てまひまかけなきゃ糸さえ手に入らなかった。
そしてその速度だと、地球の自己回復能力に合わせた生産・消費活動が行えていた。
私がからむしの畑から織りまでを学ぶなかで一番好きだったのが、この「績む」こと。
いろんなモノやコトが溢れ大洪水を起こす現代で、心に「凪」の時間をもたらしてくれる。
草から糸ができる面白さ、はるか昔から受け継がれる人間の営みに想いを馳せて、静かなこの時間を体験してみませんか。
からむしとは:https://www.umitomk.com/material/ramie
「績む」とは:https://www.umitomk.com/umukoto
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草から糸へ からむしの糸を績む
⚫︎日程と場所
・2025/11/7(金) PLAIN鎌倉 ※残1
・2025/12/14(日 PLAIN鎌倉(12/6〆切)
・もしくはご都合の良い候補日を5つご連絡ください。
※最短候補日がお申込日の7日後以降になるようお願いいたします。
※この場合、開催場所はお申し込み後ご連絡いたします。(鎌倉市内レンタルスペース)
⚫︎時間:13時半~17時半 (休憩込)
⚫︎内容:からむしの糸績み
1.5gほどの繊維を、ちょっと太めの糸にします。裂き、績み、タクリを使った撚りかけまでの一連の工程を体験いただけます。
出来上がった糸はお持ち帰りいただけます。
※福島県昭和村で栽培されたからむし繊維を使用。
お茶、お菓子付き
⚫︎料金:15000円/人
※2名様で-1000円/人、3名様で-2000円/人
当日受付時にお支払いください。
⚫︎定員:3名様まで
⚫︎持ち物・服装:必要な方は老眼鏡
⚫︎キャンセルポリシー:2日前-前日:50%、当日:100%
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※注意事項!必ずお読みください※ ・本ワークショップは 1名様より開催 いたします。日程が確定した場合、残席については追加で募集をさせていただきます。
・お茶休憩をとります。アレルギーや召し上がることができないもの、お飲みになれないものがある方はお知らせください。 ・WSの様子を静止画・動画で撮影させていただく予定です。活動記録や今後の告知など、SNS/webサイト/チラシ等に使用させていただきますので、NGの方はお申し込み時にお知らせください。(基本的には手元や後ろ姿を撮影させていただきます)
・私が福島県昭和村で学んだ方法をベースに、いくつかの地域や時代の要素を組み合わせた、オリジナルの方法となります。
・キャンセルの際、他に参加できる方をご紹介いただければキャンセル料はいただきません。
主催者:うみと
文化人類学ゼミで出会った論文をきっかけに靭皮繊維の世界に興味を持ち、福島県昭和村にて5年半からむしの栽培から織りまでを学ぶ。
現在はからむしの糸績みの仕事を行いつつ、からむしを使った装飾品の作成やワークショップを行う。からむし歴10年目。















